美濃地屋敷

先日石見の方に行く用事がありました。
途中、道の駅で休憩していたら、駐車場から気になるのぼりを発見しました。
ちょっと寄ってみましょ〜

昔の庄屋さんのお屋敷を資料館として開放しているみたいです。
お祭りあるみたいですねぇ…来週かぁ…

門を入ると大きな茅葺きの建物がど〜ん、管理人のおばさんがいらっしゃって詳しく
説明していただけました。
最近屋根を葺き直したそうです。

お屋敷から左側にある建物の1階で葺き替えの工程の紹介がありました。
九州から持ってきた茅で京都の職人さんが作業したとの事。
原材料も職人さんも貴重になってきてるんでしょうねぇ。

1階では神楽の衣装やいろんな道具が展示してありました。
こちらの神楽はまさに「石見神楽」って感じです。

二階もあってこちらはいろんな農機具が展示してありました。

懐かしいなぁ…昔農協とかの前にこうゆうの置いてありましたねぇ。
最近では博物館とか資料館にいかないと見れなくなっちゃいました。
牛での田起こしとかもすっかりみません、トラクターですよねぇ。

続いてメインのお屋敷へ…
竈門から煙が出てたんでご飯炊いているのかと思ったら煙で屋根に付く虫を退治している
そうです。毎日炊事しないから虫が湧くんですねぇ。
ちなみに竈門は地面掘って一段低いところに作ってありました。
なんでもお風呂の湯もここで沸かすらしく、湯を運ぶ際に汲み出すときに高いところから
だと危ないということで地面掘って低い位置にしたとか。なるほどですねぇ。

ちなみに普通の使用人が入るお風呂は五エ門風呂なんでお湯の運搬は要りません。
お客さん用のお風呂は木製でこちらにお湯を運んでたそうです。
五右衛門風呂、懐かしいなぁ、子どもの頃入ってました。
底に床板沈めるのは難しいんですよねぇ。

囲炉裏とか床の間とかも見れました。
床の間って昔は本当にここに布団引いて寝てたから床の間って言うらしいです。
敵に襲われたときには横のちっちゃな通り道から逃げて、その先の掛け軸の裏の
隠し通路から逃げてたそうです。
今では全部ちっちゃくなって名残的なかんじですねぇ。

土間の上には犯罪者閉じ込めておく牢屋があるそうです。
閉じ込めるときにはハシゴで入れて、入った後にはハシゴを外して逃げられなくするとか。
「ハシゴを外される」の語源ってそうゆう意味だったんですねぇ。

母屋の右側には2階建ての蔵があって、こちらにも色々と展示してありました。
じっくり観てるとどんどん時間が過ぎていきます。

「ちょっと寄ってみよう」で寄ってみたんですが、見どころいっぱいで思ったより
楽しめました、ほんとうに無料でいいんですか?って感じです。
今回はちょっと駆け足だったんですが、今度またゆっくり観に来ることにしましょうかね。

さて、ではメインイベントにむけ再スタートです。

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